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菊池芳文

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きくち ほうぶん

(1862–1918)

日本画家。大阪生。本名は三原常次郎。初め滋野芳園を師とし、のち幸野楳嶺に就き、竹内栖鳳・谷口香嶠・都路華香とともに楳嶺門下の四天王に数えられる。近代的な構図や色彩を取り入れた花鳥画で知られ、特に桜の絵を能くした。京都絵専教授。帝室技芸員・文展審査員。大正7年(1918)歿、57才。

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