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植松永次展

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春の土

2022年4月16日(土)~4月27日(水)
思文閣 京都本社

この度、思文閣では三重県伊賀市在住の作家、植松永次による個展「植松永次 春の土」を開催いたします。

 植松は神戸に生まれ、1982年に伊賀市丸柱へと拠点を移し、現在まで作家活動を続けています。

 約50年以上も土に触れ、そして土とむきあってきた植松の作品からは、自然の機微を捉える作家のまなざしを感じ取ることができます。

思文閣では2017年秋に初めて植松の個展を開催。2度目となる今回は、今年制作の新作に加え、30年以上前に手掛けた陶板作品も出品。また、インスタレーション展示も予定しております。作家自ら名付けた「春の土」のタイトル通り、土を通して春の空気や匂い、音に触れていただけることと思います。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
作品を観る 履歴
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水湧く所
土・磁土
H18.7×19.5×15 cm
2022年
売約
乾いた白
磁土
H8.5×18.2×28.6 cm
2022年
迎える
磁土
H33×16×7.5 cm
2022年
土玉

H24.5×30 cm
2021年
売約
黒と白

11.5×10 cm
2022年
空気と灯り

H19×17.5×16 cm
2021年
展示風景:. 土、51.5×48×12.5 cm、2008年.

履歴

1949
兵庫県神戸市に生まれる
1972
土の質を確かめる事からレリーフを創り、その後、東京でやきものの仕事を始める
1975
滋賀県甲賀市信楽町に入り、製陶工場勤務の傍ら、自らの制作を続ける
1982
三重県伊賀市丸柱に住居と仕事場を移し、薪と灯油併用の窯を築く。野焼きも含め、作域を広げる
1996
滋賀県立陶芸の森アーティスト・イン・レジデンスのゲストアーティストとして制作
2007
植松永次 陶芸展 土の形(伊丹市工芸センター、兵庫)
2009
植松永次展 土・火-根源へ(小海町高原美術館、長野)
2015
第10回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム、三重)
2016
植松永次展 兎のみた空(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA)
革新の工芸―“伝統と前衛”― そして現代(東京国立近代美術館工芸館)
2017
泥と星(思文閣京都本社、京都)
2018
SHISEIDO WINDOW GALLERY <土>の章 2018(SHISEIDO THE STORE、東京)
2020
植松永次展-土と火(兵庫陶芸美術館、兵庫)
展示風景:芽の出る所. 土・磁土、H27.5×41×22 cm、2022年.
日差しに暖かさを感じる頃、
わずかな雨で足元の地面は
緩み、土筆が頭を出した。
木々の新芽は膨らみ、
野の鳥は、そっと枝から枝へ、
そして春の土を突っ突く。
植松永次
空冠

直径25.5×H4.4 cm
2019
八面の形

17×14 cm
2022年
円錐の形

H20×18 cm
2022年
遊土

25.5×25×7 cm
2022年
土 火 水

H20×17 cm
2012年
芽の出る人

H18.5×11×9 cm
2015年
売約
野焼花入

H10×13 cm
2013年
売約
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