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白隠慧鶴

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はくいん えかく

(1685–1768)

江戸中期の臨済宗の僧。駿河生。勅謚は初め神機独妙禅師、のち正宗国師。15才で松蔭寺単嶺祖伝に就いて出家、慧鶴と称する。のち美濃の瑞雲寺馬翁宗春、伊予の正宗寺逸禅、越後の英岩寺性徹らの門を歴参。享保3年(1718)妙心寺第一座となる。東嶺円慈・遂翁元盧らを育て、臨済禅の中興を成し遂げ、よく民衆に禅を広めた。明和5年(1768)寂、84才。

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