SHIBUNKAKU ONLINE SHOP | 望月玉渓 - (中)朧月(右)白狐(左)野狸

望月玉渓

(中)朧月(右)白狐(左)野狸

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¥450,000

202004-009

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絹本着色 絹装
三幅対
共箱(大正9年) 二重箱入
印:[重信][玉蝉]
132.7 x 41 / 224 x 55 cm

始祖望月玉蟾より二代玉仙、三代玉川、四代玉泉、そして五代玉溪と受け継がれてきた望月派の画法と、明治以降の新しい日本画表現の狭間にあって、玉溪ならではの温雅な画境を生み出している。ここでは三幅対の中幅に月を、右幅に白狐、左幅に野狸を配しているが、狐狸の毛描きの見事さや模糊とした空間表現の技は、流石は一派を為す画格の高さと感心させられる。白狐の背景に蕨が添えられていることからすれば春の一景であり、野狸の後ろには野菊や尾花が見られることから秋の風情と言ってよいが、すなわち三幅対としての楽しみもともかく、白狐と月の双幅とすれば春の朧月のようであり、野狸と月の双幅と見れば秋の名月に感じられてくるのではなかろうか。なお箱書きに「左白狐 中朧月之図 右野狸」と記されているが、ここで言う左右は、絵に向かっての右左ということではなく、日本画の約束事の一つで、京都の右京区と左京区が地図上では左右逆になっていることと同様に、向こうからこちらを見た時の左右ということであるが、箱の右側に白狐と記しているのは実際に掛軸を掛ける鑑賞者に対しての親切心であろう。

作家

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    もちづき ぎょくけい

    (1874–1938)

    日本画家。京都生。父は日本画家望月玉泉。名は重信・重蔵、別号に玉蝉。父玉泉に絵を学ぶ。絵画共進会二等褒状受賞。日本美術協会会員・日本画会会員・京都美術協会終身会員。昭和13年(1938)歿、64才。

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